イボの治療について
当クリニックのいぼの治療法 ~なかじま皮フ科クリニック~
当クリニックで行っている治療は全国で一般に行われているいぼの治療と同じで、液体窒素による冷凍凝固法です。いぼの部分を液体窒素で凍結させ、水ぶくれをつくっていぼをとりのぞいていくわけです。以前はコップに液体窒素を入れて、綿をまいた割り箸をそこにひたしていぼの部分に押し当てて凍結させていましたが、現在では専用の容器に液体窒素を入れて霧状にして吹きつけて凍結させる方法になっています。
いぼの治療法として飲み薬や塗り薬で効果的なものがないため、この治療法が行われていますが、凍結させるものですから、かなりの痛みを伴います。いぼの患者さんは子供が多く、この痛みを乗り越えることが必要になってきます。なるべく長く凍結させた方が水ぶくれができやすいのですが、痛みも強いため我慢できる範囲でやっていただくといいと思います。
いぼは正式名称は尋常性疣贅といい、ウイルス感染症です。大人もいぼになりますが、子供の方がかかりやすく、子供同士でうつしあったりします。うつる部位は手や足が多く、プールやお風呂などはだしになる所で間接的に、または手をつなぐことなどで直接接触し、うつることがあります。いぼは大きくなると治るまでにかなり時間を必要とします。
個人によっても治り方は違ってきますが、5ミリほどの大きさのいぼで、週1回の治療で3、4ヶ月かかることが多いようです。まずは早期発見、早期治療が必要になります。